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12面・人

商店街の賑わい復活を目指す わいわいワクワク市民の会の商店主メンバー 守屋博夫さん(59) 福沢治朗さん(56) 宮沢清高さん(55) [伊那毎日新聞]


商店街の賑わい復活を目指す わいわいワクワク市民の会の商店主メンバー 守屋博夫さん(59) 福沢治朗さん(56) 宮沢清高さん(55) [伊那毎日新聞]
(2008/7/23掲載)

 まちの元気を取り戻そう―。

 思いを同じくする仲間やNPO法人とともに今月初め、駒ケ根市銀座商店街内の空き店舗を改装して「みんなの広場」をオープンした。ホールは気軽に立ち寄れるオープンカフェとして開放し、お年寄りや若者に利用してもらうほか、各種イベントの開催、学習会、展示会会場などとして、多くの市民に活用してもらいたいと考えている。 

 「これだけ間口の広いところが閉まっていたんじゃもったいない。広場としてオープンできて本当に良かった。今はまだ手探りの状態だけど、最終的には若者からお年寄りまで、さまざまな世代の人が集える場にしていきたい」と福沢代表。

 今後は11月までの間、さまざまな取り組みを実施し、その中から良いものを選んで継続していく予定だ。

 ◇ ◇


みんなの広場

通りを覆うアーケードが印象的な銀座商店街。このアーケードに象徴されるがごとく、一昔前の銀座商店街は人通りもあり、まさに“歩く街”だった。

 しかし、郊外に大型店が出店したことで街の流れも一変した。これまで訪れていた買い物客が商店街から離れ、シャッターが降りたままの店も増加。商店街の中心にも空き店舗ができた。

 何とかしなければ―。

 活性化懇話会を開くなどして、何度となく打開策を模索してきたが、具体的な計画を実行するまでには至らない。また、個々の店もさまざまな努力を重ねてきたが、商店街全体の賑わいには届かないのが現実だった。

 そんな時だった。

 「まちを元気にするために、空き店舗で歌声喫茶をしてみたい」と商店街の外から声がかかった。

 まちを元気にしたい―。

 それは自分たちにも共通する思いだった。 申し出を快く引き受け、自分たちも実行委員として協力することにした。

 まずは会場を整備しなければならない。しかし、物置となっていた空き店舗は想像以上に汚れており、ごみもたくさんあった。一方、準備期間は2週間足らず。商売の合間をみながら、せっせと会場の整備を進めた結果、何とか人が集まれるまでになり、当日は120人の楽しげな歌声が商店街に響いた。

 その後、高校生バンドがライブ会場として利用。さまざまなイベントを開催するごとに、商店街に人が集まり、そこに賑わいが生まれていた。

 それが「みんなの広場」が誕生するきっかけとなった。

 広場に携わる人たちはそれぞれ自分の仕事を持ちながら、ボランティアで活動しているが、「自分の店にずくを出すのは当たり前。自分たちの商店街のために力を出し合うのも同じこと。それは自分たちが昔の先輩たちから教わってきたことだし、一生懸命継続して続けていく中で、大きな力になっていくと思う」と笑顔を見せる。

 ◇ ◇

 また、過去の商店街の賑わいを取り戻すという考えではなく、新たな時代に即した商店街のあり方を模索したいと考えている。

 「年月を経る中で、商店街の役割も変わってきている。商業だけではなく、『人の集まれる場所』を提供することを通じて、再び商店街の賑わいを取り戻せればと思う。20年前の商店街を追うのではなく、新しい時代に合った商店街、まちづくりをしていきたい」

 みんなの広場に関する問い合わせは中央

アルプスの郷プロジェクト事務局(TEL83・0833)宮沢さんへ。

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